チャプター 86

チャールズが口を開くより先に、グレゴリーが割って入った。

「もちろんです!俺たちはただの同僚じゃなくて、同期でもあるんですよ。同じ警察学校の出身でしてね。これまでお会いできなかったのは、担当する事件の種類が違うからです。俺はだいたい、世界を救うために飛び回っていますからね」

エミリーは少し驚いた。チャールズはよそよそしく、親しい人間にしか忍耐強さを見せないような冷たいところがある。

だが、グレゴリーは明らかに彼の正反対で、誰にでも尻尾を振る人懐っこいゴールデンレトリバーのようだった。先ほど容疑者を尋問していた時でさえ、ずっとニコニコしていたのだ。つまり、チャールズは実はこういう外向的な人...

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